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Smart Code(スマートコード)とは?teppay・Wesmo!が使えるお店の見分け方

Smart Code。teppayもWesmo!も使える、コード決済の共通のしくみ コラム

ANA Pay、atone、EPOS PAY、みきゃんアプリ。あまり聞いたことのない決済アプリが、実は身近なスーパーやコンビニでそのまま使えることがあります。2026年10月20日に始まったJR東日本のteppayや、JR西日本のWesmo!も、同じしくみで使えるお店が広がっています。

そのしくみの名前が「Smart Code(スマートコード)」です。この記事では、Smart Codeとは何か、どのアプリが使えて、どのお店で使えるのか、レジでの見分け方をまとめます。

この記事の結論

  • Smart Codeは、JCBが用意しているコード決済の共通のしくみです。お店は1つのしくみに入るだけで、参加しているアプリをまとめて受け付けられます
  • 参加しているアプリは、2026年10月20日の時点で17。teppay・Wesmo!・au PAY・メルペイ・FamiPay・ANA Payなどです
  • PayPay・楽天ペイ・d払いは入っていません。これらはお店がそれぞれ別に契約しています
  • レジでは、使いたいアプリの名前より「Smart Code」のマークを探すのが早道です
  • ただし「一部のお店で使えない」場合もあるので、はじめてのお店では、ほかの支払い方も用意しておくと安心です

よく行くお店で、お得な支払い方は?
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Smart Code(スマートコード)とは:JCBのコード決済のしくみ

Smart Codeは、クレジットカードのJCBが用意している、コード決済(QRコード・バーコードでの支払い)の共通のしくみです。決済アプリの会社とお店のあいだに入って、支払いの情報をやりとりしたり、お店との契約をまとめたりしています。

Smart Codeに参加しているteppay・Wesmo!・au PAY・メルペイなどのアプリが、Smart Codeを通じて、マークのあるお店でまとめて使えるしくみと、PayPay・楽天ペイ・d払いは別の契約であることを示す図
Smart Codeのしくみ(なにとくで作成)

お店の側は「Smart Code」というひとつのしくみに入るだけで、Smart Codeに参加しているアプリを、1つずつ契約しなくてもまとめて受け付けられるようになります。

お店は、アプリを1つずつ契約しているわけではありません

「このお店はPayPayと契約して、楽天ペイとも契約して…」と、アプリごとに契約しているとイメージしがちです。Smart Codeのお店では、そうではありません。お店から見ると、契約や手数料は「Smart Code」としての1本で、そこに参加しているアプリがまとめて使えるようになっています。

お店にとっては、レジの手間や契約の手間が1回で済むのが利点です。アプリの会社にとっては、自分で1店ずつお願いして回らなくても、使えるお店を一気に広げられます。そのため、加盟店を自分で広げるのが難しい、比較的小さなアプリや、地域のアプリ、銀行のアプリが多く参加しています。

読者のみなさんにとっての意味は、Smart Codeのお店なら、あまり見かけないアプリでも支払えることが多い、ということです。

Smart Codeで使える決済アプリ

Smart Codeの公式サイトに載っている参加アプリは、2026年10月20日の時点で次の17です。

種類 アプリ
鉄道会社 teppay(JR東日本)、Wesmo!(JR西日本)
通信会社・フリマ au PAY、メルペイ
コンビニ FamiPay
後払い atone
カード会社 EPOS PAY、MyJCB Pay
航空会社 ANA Pay、JAL Pay
銀行 銀行Pay(ゆうちょPay・はまPay・こいPay・OKI Pay・YOKA!Pay)
地域のアプリ Payどん(鹿児島銀行)、みきゃんアプリ(愛媛県)
そのほか ギフティプレモPlus、BNPJ Pay、Lu Vit Pay、GLN Payment(韓国の方向け)

2026年10月20日にSmart Code公式で確認しました。teppayは、始まった日にこの一覧に加わっています。

PayPay・楽天ペイ・d払い・AEON Payは、Smart Codeには入っていません。これらが使えるかどうかは、お店ごとの案内で確かめる必要があります。反対に、au PAYとメルペイは、自分で契約したお店に加えて、Smart Codeのお店でも使えます。使える関西のスーパーは、au PAYが使える関西のスーパー・メルペイが使える関西のスーパーにまとめています。

銀行Payは、2026年12月20日で終わります

ゆうちょ銀行の公式のお知らせによると、ゆうちょPayは2026年12月20日(日)で終了します。同じしくみを使っているはまPay・YOKA!Pay・OKI Pay・こいPayも同じ日に終了します。コードを表示しての支払いは12月20日の23時59分まで、読み取りでの支払いは12月21日以降できなくなります。お使いの方は、別の支払い方をご用意ください。Smart Codeのしくみそのものがなくなるわけではありません(2026年9月12日に、ゆうちょ銀行の公式ページで確認)。

Smart Codeが使えるおもなお店

JR東日本の発表によると、Smart Codeのマークがあるお店は、全国で170万か所以上あります(2026年3月末時点)。Smart Code公式の「使えるお店」に載っているチェーンから、身近なものを選ぶと次のとおりです。

種類 おもなお店
コンビニ セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ポプラ、ローソンストア100
スーパー イトーヨーカドー(一部)、ヨークベニマル、オーケー、東急ストア、成城石井(一部)、バロー(一部)、ユニバース、KINSHO・ハーベス、サンプラザ、A-プライス
ドラッグストア ウエルシア薬局(一部)、サンドラッグ、スギ薬局(一部)、キリン堂、カワチ薬品、薬王堂、サツドラ、杏林堂
ホームセンター コーナン、コメリ、ビバホーム、島忠ホームズ(一部)
家電 ヤマダデンキ、エディオン、ケーズデンキ、ジョーシン、ノジマ(一部)
飲食 ガスト・バーミヤン・ジョナサン、餃子の王将(一部)、スシロー(一部)、コメダ珈琲店(一部)、松屋(券売機・セルフレジのみ)

「(一部)」は、公式の一覧で「一部ご利用できない店舗があります」とされているお店です。2026年10月20日にSmart Code公式の一覧で確認しました。

関西のお店

なにとくで調べている関西のスーパー・ドラッグストアでは、次のお店がSmart Codeに対応しています。

種類 お店
スーパー 近商ストア(KINSHO・ハーベス)、サンプラザ、A-プライス、成城石井(一部)、オーケー
ドラッグストア キリン堂、サンドラッグ、スギ薬局(一部)、ウエルシア薬局(一部)、コクミン(一部)、アルカドラッグ(一部)、ダックス(一部)、V・drug、ドラッグユタカ、ドラッグセイムス
ホームセンター・家電 コーナン、エディオン、ジョーシン
百貨店・駅のモール 近鉄百貨店(一部)、なんばCITY・なんばパークス(一部)、京阪モール・京阪シティモール(一部)、くずはモール(一部)

ドラッグユタカとドラッグセイムスは、Smart Code公式の一覧には見当たりませんが、それぞれのお店の公式の案内に「Smart Code」が載っています。

公式の「使えるお店」の見方

Smart Codeが使えるかどうかは、Smart Code公式の「使えるお店」で、コンビニ・ドラッグストア・スーパーなどの種類ごとに確かめられます。お店の数は書かれていないので、気になるお店は、お店の公式の「使える支払い方法」の案内もあわせて見ると確実です。

teppay・Wesmo!も、Smart Codeのお店で使えます

JR東日本のteppayは、2026年10月20日11時から使えるようになった、モバイルSuicaのアプリの中のコード決済です。JR西日本のWesmo!と同じく、teppayのマークのあるお店のほかに、Smart Codeのお店で使えます。

Smart Codeのお店は、お店が何か新しく手続きをしなくても、しくみの上ではteppayを受け付けられるようになっています。レジにteppayやWesmo!のマークが出ているのは、お店や地域に合わせて、Smart Codeの中から選んで案内しているためです。マークが出ていなくても、Smart Codeのマークがあれば使えることが多いと考えてよさそうです。

ただ、teppayの公式サイトには「一部の店舗でご利用いただけない場合がございます」ともあります。はじめてのお店では、念のため、ほかの支払い方も用意しておくと安心です。

Wesmo!では、2026年12月29日まで「推しトクキャンペーン」が行われています(teppayは対象外です)。くわしくはWesmo!推しトクキャンペーンまとめで。

実例:近商ストアで使える・使えないの内訳

近商ストアは近鉄グループのスーパーですが、公式サイトには「PiTaPaは利用不可」と書かれています。これは、近商ストアが、近鉄も参加しているPiTaPaの買い物の加盟店の契約を結んでいない、という個別の話です(PiTaPaが買い物で使えない理由はPiTaPaは買い物に使えるのかでくわしく書いています)。

一方で、近商ストアはSmart Codeに対応しているので、JR西日本のWesmo!が使えます。これは、近商ストアが「JR西日本の決済だから」と選んで入れたわけではなく、Smart Codeに入った結果、Wesmo!も含めて使えるようになった、ということです。teppayも同じ理由で、使える候補になります。

2つの話を分けて考えると分かりやすくなります

「PiTaPaが使えない」のは、PiTaPa側の契約を結んでいないから。「Wesmo!が使える」のは、Smart Codeという別のしくみに入っているから。原因は別のものです。

同じ近鉄グループでも、近鉄の駅のファミマではPiTaPaが使えます。ファミマはSmart Codeにも対応しているので、Wesmo!やteppayも使えます(近鉄の駅のファミマとKIPSポイント)。

PayPayや楽天ペイ以外を使っている方へ

ANA Pay・EPOS PAY・FamiPayなど、PayPayや楽天ペイほど使えるお店が多くないアプリを使っている方は、よく行くお店が対応しているかをアプリの名前で調べるより、まずそのお店がSmart Codeに対応しているかを見るほうが早いことがあります。

ANA Payのように、特定の方に強く選ばれているアプリもあります。飛行機をよく使う方にとっては、マイルとつながるANA Payをふだんの買い物で使えるかどうかは、小さな話ではないはずです。

使いたいアプリごとに、レジで探すマークを示す図。teppay・Wesmo!などはSmart Codeのマーク、PayPay・楽天ペイ・d払い・AEON Payはそのアプリのマーク、au PAY・メルペイはどちらでもよい
レジで探すマーク(なにとくで作成)

レジでの見分け方

レジの横の支払い方法の案内に「Smart Code」のマークがあれば、参加しているアプリは基本的にまとめて使えると考えてよさそうです。ロゴを1つずつ探すより、このマークを探すほうが早道です。支払うときは、レジで「〇〇(アプリの名前)で」と伝えて、アプリのコードを見せるか、お店のQRコードを読み取ります。

なお、JCBには、お店の札にスマホを「かざす」だけで、PayPayなどのコード決済やApple Pay・Google Payで支払える「NFCタグ決済」というしくみもあります。スタジアムの売り子さんや観光地などで使われています(NFCタグ決済とは)。

コード決済が多いお店でも、Smart Codeとは限りません

使えるコード決済の種類が多いお店でも、Smart Codeに対応しているとは限りません。たとえばNEXCO西日本のSA・PAでは、PayPay・楽天ペイ・d払いなど13種のコード決済が使えますが、Smart Codeには対応していません。

よくある質問

Q. PayPayはSmart Codeのお店で使えますか?

A. PayPayはSmart Codeに入っていないので、Smart Codeのマークだけでは分かりません。PayPayのマークがあるかどうかを見てください。楽天ペイ・d払い・AEON Payも同じです。

Q. Smart Codeのマークがあれば、17のアプリが全部使えますか?

A. しくみの上では使えることが多いですが、アプリによっては「一部のお店で使えない場合がある」と案内しています。はじめてのお店では、ほかの支払い方も用意しておくと安心です。

Q. Smart Codeで支払うと、ポイントはどうなりますか?

A. ポイントは、それぞれのアプリのルールで付きます。たとえばteppayは残高での支払いで0.5%、ビューカード連携支払いで1%のJRE POINTです。お店のポイントカードを出せるかどうかは、お店ごとに違います。

Q. teppayはSmart Codeのお店で使えますか?

A. 使えます。teppayは、teppayのマークのあるお店と、Smart Codeのマークのあるお店で使えます。始まった2026年10月20日に、Smart Code公式の一覧にも加わりました。

いまのままで大丈夫か、たしかめてみませんか
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まとめ:レジで探すのは「Smart Code」のマーク

  • Smart Codeは、JCBが用意しているコード決済の共通のしくみです
  • お店は、アプリを1つずつ契約しているのではなく、Smart Codeとしてまとめて受け付けています
  • teppay・Wesmo!・au PAY・メルペイ・FamiPay・ANA Payなど17のアプリが参加しています。PayPay・楽天ペイ・d払いは入っていません
  • Smart Codeのお店は全国に170万か所以上。コンビニ大手3社・サンドラッグ・コーナン・ヤマダデンキなどで使えます
  • あまり見かけないアプリを使っている方は、レジで「Smart Code」のマークを探すのが早道です
  • 銀行Pay(ゆうちょPayなど)は2026年12月20日で終わります

この記事で参考にした公式ページ

※この記事の内容は2026年10月20日時点のものです。参加しているアプリや使えるお店は変わることがあります。最新の内容はSmart Code公式サイトでご確認ください。

あやの

あやのです。自治体や地域づくり、交通、スーパーなどのお買い物の場で、キャッシュレス決済に関わり続けてきました。レジの向こう側から見てきた経験をいかして、関西を中心に、スーパーやドラッグストアの支払い方を自分で調べてまとめています。調べ方と、決めていること →

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