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アルビスがライフのグループに|アルビスの支払い方法やポイントはどうなる?

アルビス×ライフ アルビスの払い方は、いまのところ変わりません。 コラム

2026年9月、北陸のスーパー「アルビス」が、関西と首都圏に300店あまりを持つ大手スーパー「ライフ」を運営するライフコーポレーションのグループに入る方針が発表されました。株式の公開買付け(TOB)は11月10日まで行われています。お店の名前は「アルビス」のまま残る方針です。

アルビスでお買い物をしている方にとって気になるのは、「アルビスでの支払い方やポイントは、これからどうなるの?」というところだと思います。この記事では、発表された内容のうち買い物に関わるところと、アルビスの支払い方がこれからどうなりそうかをまとめました。

この記事の結論

  • アルビスでの支払い方法やポイントが変わるという発表は、いまのところありません(2026年10月10日時点)
  • アルビスのお店の名前は、そのまま残す方針です
  • 発表の中では、ライフの自社カードの知見を生かして、アルビスの決済コストの見直しなどを進めるとされています。これから、アルビスの支払い方が見直される可能性はあります
  • アルビスPontaカードプラスの終了(2027年10月31日)は、買収の発表より前から決まっていた別の話です
  • アルビスとライフは、どちらもPontaのお店。アルビスで貯めたPontaポイントは、ライフのレジでも使えます

アルビスがライフのグループに。何が決まったの?

2026年10月10日に確認した内容です

アルビスが9月8日に出した適時開示(公開買付けへの賛同の意見表明)をもとにまとめました。TOBはまだ期間中なので、結果によって予定が変わることがあります。

TOBの中身

項目 内容
対象の会社 アルビス株式会社(富山県射水市)。富山・石川・福井・岐阜・愛知に68店
株を買う会社 株式会社ライフコーポレーション(大阪市)。首都圏と近畿圏でスーパー「ライフ」を展開
期間 2026年9月9日〜11月10日
価格 1株3,780円
その後 アルビスはライフの子会社になり、上場をやめる予定。最終的にライフが約83%、三菱商事が約17%を持つ形
お店の名前 「アルビス」のまま残すのが基本方針

ライフって、どんなスーパー?

北陸ではあまり見かけない名前なので、ライフについてかんたんにご紹介します。

項目 内容
はじまり 1956年に大阪で会社ができ、1961年に大阪府豊中市で1号店を開きました
お店 近畿圏と首都圏に316店(2025年6月末)
大きさ 1年間の営業収益は約8,800億円(2026年2月期)。食品スーパーの中でもトップクラスの大きさです
会社 東京証券取引所のプライム市場に上場しています
自社の商品 「スマイルライフ」「ビオラル」などのプライベートブランド
自社のカード・電子マネー LC JCBカード(会員 約59万人)、電子マネーのLaCuCa(会員 約544万人)。いずれも2025年2月時点

関西や首都圏では、ふだんの買い物で使われている身近なスーパーです。発表にあった「自社カードの知見」は、このLC JCBカードやLaCuCaを自社で長く運営してきた経験のことです。ライフの支払い方はライフの支払い方法まとめにまとめています。

アルビスの店は北陸と中京、ライフの店は首都圏と近畿圏で、お店のある地域はほとんど重なっていません。そのため、アルビスのお店がライフに変わったり、まとめて閉まったりする話ではなく、商品や仕入れ、物流、システムなどで力を合わせる、という説明になっています。

ねらいとして挙げられていること

意見表明の中では、次のような協力が挙げられています。

  • 新しいお店づくりや出店のノウハウを共有する
  • プライベートブランド(PB)の商品を、おたがいに使う
  • 仕入れ・物流・加工センターをいっしょに考える
  • 将来的に、システムをそろえる
  • 決済やポイントの見直し(次の節でくわしく)

ライフのPB商品がアルビスの棚に並ぶ、といったことは、利用する側にも見えやすい変化になりそうです。

アルビスの支払い・ポイントは変わる?

いまのところ、変わるという発表はありません

2026年10月10日の時点で、アルビスでの支払い方法やポイントのしくみを変えるという発表は出ていません。アルビスPontaカード、電子マネーのCoGCa(コジカ)、クレジットカードやコード決済は、これまでどおり使えます。

ライフの社長も10月8日の中間決算の説明会で、TOBはまだ期間中で成立するか分からないこと、アルビスにライフのやり方を押し付けるつもりはないことを話しています(業界紙の報道より)。少なくとも当面、アルビスのレジで急に何かが変わる、ということはなさそうです。

発表の中で、決済に触れている一文

意見表明の中で決済やポイントに触れているのは、次の一文です。

公開買付者の自社カード(ハウスカード/決済・ポイント基盤)の知見も活用しながら、決済関連コストの最適化や顧客接点の強化について

「公開買付者」はライフのことです。ライフには、自社のクレジットカード「LC JCBカード」や、自社の電子マネー「LaCuCa(ラクカ)」があります。その知見をアルビスに生かして、カード払いの手数料などのコストを見直したり、お客さんとのつながりを強めたりする、という意味です。

つまり、決済やポイントの見直しはアルビスの側で起こりうる話です。ただ、アルビスの支払い方法が具体的にどう変わるかは、まだ何も決まっていません。新しい案内が出たら、この記事も直します。

アルビスPontaカードプラスの終了は、別の話です

アルビスでは、クレジット機能つきの「アルビスPontaカードプラス」が2027年10月31日で終わります。ただ、これはカード会社(三井住友カード)との提携が終わるためで、遅くとも2026年4月には会員向けの案内が出ていました。9月のライフの発表より前なので、買収とは別の話と考えてよさそうです。

ただ、アルビスのお店のクレジットカードがなくなることは、これからの決済の見直しとも関わってきそうです(くわしくは後半の「なにとくの見方」で)。カードの終了についてくわしくはアルビスPontaカードプラス終了のまとめでご説明しています。

いまのアルビスの支払い方を、ライフとくらべると

同じグループになる2社ですが、いまの支払い方はかなりちがいます。

支払い方 アルビス ライフ
クレジットカード 使える 5ブランド・タッチ決済も 使える 5ブランド・タッチ決済も
コード決済 使える PayPay・楽天ペイ・d払い・au PAY・メルペイ・Bank Pay(全額払いのみ) 使える PayPay・楽天ペイ・d払い・au PAY・メルペイ
交通系IC(Suica・ICOCAなど) 2店だけ エスタ店・小矢部店 使える 全店(PiTaPaは除く)
楽天Edy・銀聯 2店だけ エスタ店・小矢部店 使えない
お店の電子マネー CoGCa(現金でチャージ) LaCuCa(現金でチャージ)
お店のクレジットカード アルビスPontaカードプラス(2027年10月31日で終了・新規受付なし) LC JCBカード(ライフで約1.5%)
ポイント Ponta ポイントはPontaだけ Ponta ライフのポイント・dポイントと選ぶ形

くらべてみると、支払い方の種類はアルビスのほうが多くそろっています。コード決済にはBank Payが加わり(銀行Payのしくみは2026年12月20日で終了予定)、電子マネーも交通系ICのほかに楽天Edy・銀聯が使えます(交通系IC・楽天Edy・銀聯はエスタ店・小矢部店だけ)。いっぽうライフは、電子マネーは交通系ICだけですが、全店で使えます。

いちばん大きなちがいはお店のクレジットカードです。ライフはグループ会社が発行するLC JCBカードを持っていますが、アルビスは提携のカードが終わり、お店のクレジットカードがない形になります。

どちらもPontaのお店です

アルビスとライフは、どちらも共通ポイントのPontaが貯まって使えるお店です。アルビスで貯めたPontaポイントは、ライフのレジでも1ポイント=1円で使えます。逆も同じです。関西や首都圏に出かけたときや、家族がライフの近くに住んでいるときには、ちょっとうれしいところです。

ただし、ポイントの付き方はお店ごとにちがいます。

  • アルビス … Pontaカードを出すと税抜200円で1ポイント。ポイントが多くもらえる日やボーナスポイントは、アルビスが発行するPontaカードの会員だけが対象です
  • ライフ … Pontaカードを出すと税抜200円で1ポイント。ただし、ライフのポイント・dポイント・Pontaのうち、1回のお会計で選べるのは1つだけです

Pontaの使い道はPontaポイントの使い道でまとめています。

アルビスの支払い方は、これからどうなりそう?

ここからは、発表された内容ではなく、なにとくの見方です。アルビスの支払い方法がどうなるかは、これから次第です。そのうえで、気になるところを3つ挙げておきます。

アルビスの電子マネーは、LaCuCaに切り替わる可能性も

アルビスのCoGCaと、ライフのLaCuCaは、どちらも「お店で現金をチャージして使う電子マネー」で、役割がよく似ています。先の一文にある「自社カード(ハウスカード/決済・ポイント基盤)の知見」を生かすなら、アルビスのお店の電子マネーがLaCuCaに切り替わることは、十分に考えられます。アルビスPontaカードプラスが終わったあとの、お店のカードをどうするかも、あわせて気になるところです。

Pontaが2社の共通の入口になる、という形も

2社ともPontaのお店なので、Pontaを共通の入口にして、ポイントやクーポンを2社で使えるようにする、という形もありそうです。ただ、これはいくつかある可能性のひとつです。

アルビスの支払い方の多さは、そのまま残る?

いまは、コード決済も電子マネーも、種類はアルビスのほうが多くそろっています。この幅をそのまま残すのか、ライフの形にそろえるのかは、アルビスを利用する側としていちばん気になるところです。

どの形になるにしても、ライフの知見や資本、ノウハウが入ることで、わたしたち利用者にとって、より便利でお得な仕組みになることを期待したいところです。

これからの日程

時期 予定
2026年11月10日 TOBの期間が終わります。成立したかどうかは、そのあと発表されます
2026年12月20日 銀行Payのしくみが終了予定(アルビスのBank Payに関わります。買収とは別の話)
2027年1月下旬ごろ 残りの株をまとめる手続き(株式併合)。アルビスはこのあと上場をやめる予定です
2027年10月31日 アルビスPontaカードプラスが使えなくなります(買収とは別の話)

支払いやポイントについて新しい案内が出たら、この記事でお知らせします。

アルビスでいまお得な支払い方

アルビスの支払い方は、いまのところ何も変わっていません。おさらいすると、次のとおりです。どれも、アルビスPontaカードを出したうえでの話です。

  • 楽天をよく使う方 … 楽天カードで支払うと、Pontaの提示ぶんと合わせて約1.5%
  • 率を上げたい方 … 1.2%のリクルートカードで支払うと、合わせて約1.7%
  • 現金派の方 … CoGCaに1万円ずつチャージして支払うと、合わせて約1.0%

くわしくはアルビスの支払い方法まとめをご覧ください。

ライフをお使いの方へ

ライフの側でも、支払い方法やポイントを変えるという発表はありません。ライフの公式サイトのお知らせや、ポイントカード・クレジットカードの案内にも、アルビスに関わる変更の記載はありません。ライフでいちばんお得なのは、これまでどおりLC JCBカード(ライフで約1.5%・年会費無料)です。くわしくはライフの支払い方法まとめをご覧ください。

ライフで、いちばんお得な支払い方は?
ふだんの支払い方を選ぶだけで、1年でもどってくる目安が分かります →

よくある質問

アルビスの店名はライフに変わりますか?

アルビスのお店の名前は、そのまま残すのが基本方針とされています。

アルビスPontaカードやCoGCaは、これからも使えますか?

使えます。2026年10月10日の時点で、アルビスの支払い方法やポイントを変えるという発表はありません。

アルビスでライフのLaCuCaやLC JCBカードの特典は使えますか?

いまは使えません。LaCuCaはライフ・セントラルスクエア・ビオラルのお店だけの電子マネーです。LC JCBカードはJCBのクレジットカードとしてアルビスでも支払えますが、ライフでの特典(ポイントの上乗せ)は付きません。

アルビスで貯めたPontaポイントは、ライフで使えますか?

使えます。どちらもPontaのお店なので、1ポイント=1円としてレジで使えます。

アルビスPontaカードプラスが終わるのは、買収のせいですか?

カードの終了は遅くとも2026年4月には案内が出ていて、9月のライフの発表より前です。カード会社との提携が終わるため、と説明されています。

まとめ:アルビスの買い物は、いまのところこれまでどおり

アルビス×ライフ・要点のまとめ

  • ライフがアルビスをTOBで子会社にする方針(期間は11月10日まで)
  • アルビスの店名はそのまま残る方針
  • アルビスでの支払い方法・ポイントが変わるという発表は、いまのところありません
  • 発表では、ライフの自社カードの知見を生かして、アルビスの決済コストの見直しなどを進めるとされています
  • アルビスPontaカードプラスの終了は、買収とは別の話
  • アルビスもライフもPontaのお店。アルビスで貯めたPontaはライフでも使えます
  • これからは、アルビスの電子マネーがLaCuCaに切り替わる可能性も(なにとくの見方)

アルビスでの買い物は、いまのところこれまでどおりで大丈夫です。どうなるにしても、お店が用意している支払い方の中で、これまでどおり負担にならない範囲でお得にお買い物をしていきましょう。

なにとくでは、これからもアルビスとライフの動きを見ていきます。支払い方法やポイントに新しい発表があれば、この記事でお知らせします。

参考にした公式ページ

あやの

あやのです。自治体や地域づくり、交通、スーパーなどのお買い物の場で、キャッシュレス決済に関わり続けてきました。レジの向こう側から見てきた経験をいかして、関西を中心に、スーパーやドラッグストアの支払い方を自分で調べてまとめています。調べ方と、決めていること →

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