「とりあえず1枚持つならどれ?」と聞かれたときに、いちばん名前が挙がるのが楽天カードです。年会費が永年無料で、どこで使っても100円につき1ポイント。貯まった楽天ポイントは、そのまま1ポイント=1円として買い物に使えます。
ただ、いいところばかりではありません。公共料金や携帯料金では還元率が下がりますし、楽天ペイとの「1.5%」もいまは条件つきです。この記事では、関西のスーパーで実際にどうお得なのかを軸に、公式の情報だけを使って正直に整理します。
年会費は永年無料。国際ブランドは4つから選べます。
楽天カードの公式ページを見る →
このカード、よく行くお店ではお得?
お店と支払い方を選ぶだけの、かんたん診断 →
楽天カードのおもな内容
| 年会費 | 永年無料(本会員・家族会員とも) |
|---|---|
| 家族カード | 永年無料。18歳以上の生計をともにする配偶者・両親・子。本会員1枚につき2枚まで |
| ETCカード | 550円(税込)。楽天PointClubのダイヤモンド・プラチナ会員は無料 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB/American Express |
| 基本の還元率 | 1.0%(100円につき1ポイント) |
| 楽天市場 | SPUで+2倍(獲得の上限は月1,000ポイント) |
| タッチ決済 | 4ブランドとも対応。新しく発行されるカードは機能付き |
| 申込資格 | 18歳以上(高校生を除く) |
2026年9月7日に楽天カードの公式サイトで確認した内容です。
楽天カードの芯:貯まったポイントが、そのまま使えます
楽天カードのいちばんの持ち味は、還元率の高さそのものよりも、貯まったポイントの使い道が広いことだと思います。
どこで使っても100円につき1ポイント
スーパーでも、ドラッグストアでも、飲食店でも、100円につき1ポイントです。お店ごとに還元率が変わらないので、「このお店ではどのカードだったかな」と考えなくて済みます。なにとくが「1〜2枚でちょうどいい」という立場をとっているのも、こういうカードがあるからです。
1ポイント=1円で、そのまま買い物に使えます
楽天ポイントは、楽天市場だけでなく楽天ポイントカードが使えるお店のレジで、そのまま1円として支払いに充てられます。マイルのように交換の手間がいりません。ポイントの価値がわかりやすいのは、思っている以上に大きな利点です。
通常ポイントは、使い続けるかぎり失効しません
通常ポイントの有効期限は「最後にポイントを獲得した日から1年間」で、新しくポイントが入るたびに全体の期限が延びます。カードをふだん使いしていれば、実質的に期限を気にしなくてよい形です。
期間限定ポイントは別ものです
キャンペーンでもらえる期間限定ポイントは、それぞれに短い期限(15日程度〜月末など)がついています。こちらは楽天Edyへの交換などにも使えません。もらったら早めに使い切るのが安心です。
関西のスーパーで、楽天カードはどうお得か
ここからが、なにとくらしい話です。関西のスーパーは、お店によってカードのお得さがずいぶん違います。
クレジットカードが使えるお店では、素直に1.0%です
関西で楽天カードがそのままお得なのは、たとえば次のようなお店です。それぞれの記事で、使える決済の一覧とおすすめの支払い方をまとめています。
関西スーパーでは楽天ペイが使えるので、楽天カード+楽天ペイにSポイントのカードの提示を足すと約2.0%になります。関西スーパーカードからの乗り換えを考えている方は、関西スーパーカードの終了と乗り換え先もどうぞ。
お店の独自カードのほうが強い場合もあります
正直なところ、楽天カードがいつも一番というわけではありません。KOHYOやイズミヤのようなイオン系のお店では、感謝デーの5%OFFがイオンマークのカードだけの特典なので、イオンカードセレクトのほうが得になります。平和堂ならHOP-VISAカード、ライフならLC JCBカードです。
楽天カードが向いているのは、特定のお店に寄せきらず、いろいろなお店をまわる方です。どこでも1.0%というのは、そういう使い方といちばん相性がいい形です。
クレジットカードが使えないお店もあります
ロピアのように、レジでクレジットカードが使えないお店もあります。この場合は公式アプリへのチャージにカードを使う形になります。お店ごとの事情は、それぞれの記事でご確認ください。
楽天ペイ・楽天Edy・ポイントカードとの組み合わせ
楽天カードは、楽天のほかのサービスと組み合わせると、もう少し取り分が増えます。ただ数字がひとり歩きしやすいところなので、公式の書き方どおりに整理します。
楽天ペイ:残高払いで最大1.5%、ただし条件があります
よく「チャージで0.5%、支払いで1.0%、合わせて1.5%」と紹介されますが、2026年9月時点の公式の建て付けは少し違います。
| 支払い方 | 還元率 | ひとこと |
|---|---|---|
| 楽天カード → 楽天キャッシュへチャージ | 0.5% | 200円につき1ポイント |
| 楽天キャッシュ(残高)で支払う | 最大1.5% | コード・QR利用分1.0%+残高利用分0.5%。1.5%になるのは、カウント期間中に対象カードを2回以上提示している場合です。届かないときは最大1.0% |
| 楽天カードを直接ひもづけて支払う | 1.0% | チャージの手間がいりません |
| 楽天ポイントで支払う | 1.0% | — |
これに楽天ポイントカードの提示分(最大1.0%)が乗るため、公式は「最大2.5%」という書き方をしています。最大の数字なので、いつも2.5%になるわけではない、という読み方をしていただくのが安全です。楽天ペイそのものの使い方は楽天ペイの記事にまとめています。
楽天Edy:チャージ0.5%+支払い0.5%
楽天カードから楽天Edyにチャージすると200円につき1ポイント(0.5%)。さらに楽天ポイントを登録したEdyで支払うと、税抜200円につき1ポイント(0.5%)が付きます。合わせて約1.0%です。Edyのほうが向いているお店もありますので、楽天Edyの記事もあわせてどうぞ。
楽天市場では、SPUで+2倍になります
楽天カードで支払うと、楽天市場でのポイントが+2倍(通常分+1倍、特典分+1倍)になります。獲得できるのは月1,000ポイントまでです。楽天市場をよく使う方ほどお得になります。
SPUの内容は2026年9月7日に楽天の公式ページで確認したものです。倍率は見直されることがあります。
楽天ふるさと納税も、楽天カードで支払うと最大3倍です
2026年9月30日に、楽天カードの公式ページで確認した内容です
ふるさと納税のポイントの決まりは、ここ数年で何度も変わっています。寄付の前に、楽天カードの公式ページで最新の内容をご確認ください。
2025年10月から、ふるさと納税サイトが独自にポイントを付けることは国の決まりでできなくなり、楽天市場のお買い物ポイントも付かなくなりました。ただ、楽天カードで支払ったぶんのポイントは、いまも付きます。
| 付くポイント | 倍率 | メモ |
|---|---|---|
| 楽天カードの通常分 | 1倍 | どこで使っても同じ100円につき1ポイント |
| 楽天カードの特典分(SPU) | 1倍 | 月1,000ポイントまで(ゴールド・一般カードの場合) |
| 5と0のつく日の特典分 | 1倍 | 毎回エントリーが必要。5日・10日・15日・20日・25日・30日の寄付が対象 |
たとえば5と0のつく日に5万円を寄付すると、合わせて最大1,500ポイントです。年末にまとめて寄付する方は、日付を5と0のつく日に合わせるだけでポイントが3倍になります。返礼品は、楽天市場のふるさと納税の一覧から探せます。
気をつけたいこと
還元率が下がる支払い先があります
ここは知らずに使うと、思ったより貯まらない原因になります。
| 支払い先 | 還元率 |
|---|---|
| 公共料金(電気・ガス・水道)、税金、国民年金保険料、NHK受信料 | 0.2%(500円につき1ポイント) |
| 保険料、携帯電話料金、海外での利用 | 0.5%(200円につき1ポイント) |
| 電子マネーへのチャージ(WAON・nanaco・Suica・PASMO)、キャッシング、年会費や手数料 | ポイントが付きません |
固定費をカード払いにまとめたい方は、この点だけ先に知っておいてください。考え方は固定費をカード払いにする話にまとめています。
Androidのスマホでかざして支払っている方へ
2026年10月12日に楽天カード公式で確認した内容です
終わる日などは、決まりしだい楽天カードから案内される予定です。
Androidのスマホで、楽天カードのVisa・Mastercardのタッチ決済を使える「楽天カードタッチ決済」(楽天ペイアプリから設定するもの)は、2026年9月30日で新しい設定の受付が終わりました。すでに設定している方は、2027年1月中旬〜2月中旬ごろのサービス終了まで、そのまま使えます。
代わりに、新しいウォレット決済サービスが2026年10月下旬〜11月中旬ごろに始まる予定です。設定の手続きが要り、端末によっては使えないこともあるそうです(楽天カードのお知らせ(2026年9月16日))。
そのあいだも、Google Payに入れた楽天カードはQUICPayとして、QUICPayのマークがあるお店で支払えます。iPhoneのApple Payは、これまでどおり使えます。QUICPayが使えるお店はQUICPayが使える関西のスーパーでまとめています。
関西のスーパーで、どのお店がスマホで支払いにくくなるかは、楽天カードのAndroidのタッチ決済が終わる話でまとめています。
楽天のサービスを使わないと、持ち味が半分になります
楽天市場も楽天ペイも使わない、という方にとっては「どこでも1.0%のカード」になります。それでも十分に使えるカードですが、この場合は三井住友カード(NL)のようにコンビニ・飲食店で強いカードのほうが合うこともあります。
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いま実施中の入会特典
2026年9月28日に公式で確認した内容です
2026年9月18日〜9月28日に実施されていた増額キャンペーンは終了し、いまはふだんの内容(対象期間は「常時開催」)に戻っています。時期によって入会特典が増額されることがありますので、お申し込みの前に公式ページで最新の条件をご確認ください。
新規入会と3回のご利用で、合わせて5,000ポイントがもらえる特典が案内されています。内訳は次のとおりです。
| 特典 | ポイント | 条件 |
|---|---|---|
| 新規入会特典 | 2,000ポイント(通常ポイント) | カード到着後、楽天e-NAVIに初めて登録すること。登録から2日前後で進呈 |
| カード利用特典 | 3,000ポイント(期間限定ポイント) | カードを3回以上使い、口座振替の設定を終えること。カードの利用期限はお申し込み日の翌月末まで、口座振替の設定期限は翌々月25日までです |
入会特典の2,000ポイントは通常ポイントなので、期限を気にせず使えます。利用特典の3,000ポイントは期間限定ポイントですので、届いたら早めにお使いいただくと安心です。
特典の金額は時期によって見直されることがあり、増額キャンペーンが行われることもあります。お申し込みの前に、公式ページでその時点の内容をご確認ください。
ゴールド・プレミアムとどちらを選ぶか
楽天カードには上位のカードもあります。ただ、最初の1枚としては通常の楽天カードで十分だと思います。使っていて物足りなくなったら考える、くらいの順番が気楽です。
| 楽天カード | 楽天ゴールド | 楽天プレミアム | |
|---|---|---|---|
| 年会費(税込) | 永年無料 | 2,200円 | 11,000円 |
| ETCカード | 550円 | 無料 | 無料 |
| SPUの獲得上限 | 月1,000P | 月1,000P | 月5,000P |
| 空港ラウンジ | — | 国内 年2回 | 国内 回数の制限なし+プライオリティ・パス年5回 |
| 火・木の楽天市場 | — | — | +1倍 |
| 誕生月の楽天市場 | — | +1倍 | +1倍 |
📌 選び方の目安
楽天市場での買い物が月10万円を超えて、通常カードの上限(月1,000ポイント)で頭打ちになってきたら、プレミアムを考える時期かもしれません。ゴールドは、ETCカードを使う方なら年会費の一部を取り戻せます。それ以外の方は、通常の楽天カードのままで問題ないと思います。
年会費11,000円の元が取れるかどうかの目安は、楽天プレミアムカードは作るべき?楽天カードとの違いと元が取れる目安で計算しています。
三井住友カード(NL)とどちらを選ぶか
なにとくでは、ふだん使いの1枚として三井住友カード(NL)もおすすめしています。どちらも年会費無料の定番カードですので、迷われる方が多いところです。
| 楽天カード | 三井住友カード(NL) | |
|---|---|---|
| 年会費 | どちらも永年無料 | |
| 基本の還元率 | 1.0% | 0.5% |
| 得意な場面 | 楽天市場・楽天ペイ・スーパー | 対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済 |
| 貯まるポイント | 楽天ポイント | Vポイント |
| ポイントの使いやすさ | レジで1円として使える | レジで1円として使える |
📌 選び方の目安
スーパーでの買い物が中心で、楽天市場も使う方は楽天カード。コンビニや外食が多い方は三井住友カード(NL)が合います。どちらも年会費がかからないので、2枚持って使い分けるのも無理のない形です。
みずほ銀行に口座がある方は、同じ楽天カードの仲間で年会費無料のまま、楽天ポイントとみずほポイントを合わせて2%貯まるみずほ楽天カードという選び方もあります。
こんな方に向いています
- はじめてクレジットカードを作る方
- 年会費をかけずに、どこでも1.0%を取りたい方
- スーパーをいくつか使い分けていて、お店ごとにカードを変えたくない方
- 楽天市場・楽天ペイをよく使う方
- 貯めたポイントを、交換の手間なくそのまま使いたい方
逆に、行くお店がほぼ1つに決まっている方は、そのお店の独自カードのほうが得になることがあります。イオン系ならイオンカードセレクト、平和堂ならHOP-VISAカードです。
よくある質問
Q. 学生やパート・アルバイトでも作れますか?
A. 申込資格は18歳以上(高校生を除く)です。学生の方やパート・アルバイトの方も対象になっています。審査の基準そのものは公表されていませんので、ここでは断定できません。
Q. 国際ブランドは何を選ぶといいですか?
A. 日本のスーパーで使うことが中心なら、VisaかMastercardが無難です。使えるお店がいちばん広く、タッチ決済もスマホで使えます。ただしAndroidのタッチ決済(楽天カードタッチ決済)は2026年9月30日で新しい設定の受付が終わり、新しいサービスに移る予定です(上の「Androidのスマホでかざして支払っている方へ」)。JCBとAmerican Expressは、スマホのタッチ決済がiPhoneだけの対応です。
Q. 楽天ペイと楽天カード、どちらで支払うのが得ですか?
A. 楽天ペイが使えるお店なら、楽天キャッシュ(残高)払いのほうが有利になることが多いです。ただし1.5%になるのは条件を満たしたときで、届かないと最大1.0%です。カードで直接支払っても1.0%ですので、無理に使い分けなくても大きくは変わりません。
Q. 家族カードも年会費は無料ですか?
A. 通常の楽天カードなら永年無料です。ゴールド・プレミアムの家族カードは550円(税込)かかります。
Q. ETCカードは無料ですか?
A. 通常の楽天カードでは550円(税込)かかります。楽天PointClubのダイヤモンド会員・プラチナ会員、またはゴールド・プレミアムをお持ちの方は無料です。
作る手間に見合うかも、いっしょに見られます
お店と支払い方を選ぶだけの、かんたん診断 →
まとめ
- 年会費は永年無料で、どこで使っても1.0%。お店ごとに使い分けなくていいのが持ち味です
- 貯まった楽天ポイントはレジでそのまま1円として使えます。通常ポイントは使い続けるかぎり失効しません
- 楽天ペイの残高払いは最大1.5%。ただしカードを2回以上提示するという条件があり、届かないと最大1.0%です
- 公共料金は0.2%、携帯料金や保険料は0.5%に下がります。固定費をまとめたい方はご注意ください
- イオン系や平和堂など、お店の独自カードのほうが得になる場面もあります。行くお店が決まっているならそちらもご検討ください
関西のスーパーごとのおすすめの支払い方は、なにとくのトップページからお店を選んでご覧いただけます。ご自身に合う持ち方を知りたい方は、かんたん診断(よく行くお店の、お得な支払い方)もどうぞ。



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